4年前に初めて訪れたスイスのLuganoに戻って来ています。
ここはスイスの南端に位置し、イタリア語圏内のTicino州最も規模の大きなリゾート地として有名です。
建築においてはこの地の歴史的特性、気候やランドスケープを背景とした表現方法としてTicino派と括られることが多く、
とりわけMario Botta氏の建築が散見されます。
日本では少し想像出来ませんが、町の市民にとって『建築家』の知名度がかなり高いのに驚かされます。
さて、4年前の訪問時での出会い/ご縁によって、Swiss Casino劇場で催される大晦日イベント、
”New Year’s Eve show” 用のステージ舞台デザインの依頼をいただきました。
数週間前に南米パラグアイにおける初のミュージカルとして成功を収めた「Be Italian」
− その多くのイタリア人スタッフ•キャストに加えて一流のダンサー達、新鋭のイリュージョニストも参加し、
かなり豪華なエンターテイメントに仕上がっています。
舞台デザインとして用意された材料は竹。
限られた時間の中、それぞれのパフォーマンス内容を通じての一貫したテーマを表現し、
そしてどれだけ躍動感を表現出来るかというリクエスト。。
心が踊りまくる。。